石倉義博

石倉義博(いしくら よしひろ) 教授

略歴

  • 1994年 東京大学文学部社会学専修課程 卒業
  • 1996年 東京大学大学院総合文化研究科相関社会科学専攻修士課程 修了
  • 1999年 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程 単位取得退学
  • 1999年 東京大学社会科学研究所 研究機関研究員
  • 2001年 東京大学社会科学研究所 助手
  • 2003年 東京大学社会科学研究所 専任講師
  • 2007年 早稲田大学理工学術院 准教授
  • 2013年 同教授
  • 修士(学術)東京大学

研究・教育

 これまでの研究では、専門である社会学、特に社会意識論、言説分析の立場から、人々が社会を把握し、理解する形式や想像力に着目し、その論理や想像力の形式を明らかにしてきた。これまで扱った対象には、家族、探偵小説、情報化社会論などがある。例えば「社会の情報化」という現象については、情報技術の社会や個人の意識に与える影響というかたちでとらえるのではなく、技術がどのようなものとして受容されるかという理解のプロセス、また受容に際しての規範形成のプロセスに着目して研究している。

 同時に、人々の行動選択や、自らの人生の把握という現象に着目した計量的アプローチも行なっており、継続的に国内の地域調査も、他大学・研究機関との連携のもとに進めている。

早稲田大学研究者データベース

https://w-rdb.waseda.jp/html/100000911_ja.html