内藤順子

内藤順子(ないとう じゅんこ) 教授

略歴

  • 1996年 日本女子大学文学部史学科 卒業
  • 2000年 九州大学大学院人間環境学研究科修士課程 修了
  • 2000~2003年 国際協力機構短期派遣専門家(任国チリ、地域調査・CBR実施)
  • 2007年 九州大学大学院人間環境学府博士課程 単位取得満期退学
  • 2007~2010年 日本学術振興会特別研究員(PD)
  • 2011年 立教大学観光学部 助教
  • 2013年 早稲田大学理工学術院 専任講師
  • 2015年 早稲田大学理工学術院 准教授
  • 2020年 早稲田大学理工学術院 教授
  • 博士(人間科学)(早稲田大学)

研究・教育

 ラテンアメリカ(主にチリ、メキシコ)およびスペインをフィールドとして、貧困者や先住民などの「社会的弱者」といわれてしまう人びとの生活世界について、またそのグローバル化への対応について調査研究している。フィールドにおける様ざまの現象や諸問題をひもといていくと、「他者をいかにとらえるか」、「他者といかに共生してくか」という問題とつながっており、それを考えることは同時に自らについて知る契機ともなる。そうした他者へのまなざしが自己へとかえってくる方法論としての文化人類学を専門としている。

 理工学術院では人類学関連科目のほか、「開発倫理」、「観光文化論」、「フィールドワーク概論」、「国際保健医療論」等を担当する。

早稲田大学研究者データベース

https://w-rdb.waseda.jp/html/100001209_ja.html