膳場百合子
膳場百合子(ぜんば ゆりこ) 教授
略歴
- 1994年 東京大学文学部(社会心理学専修課程)卒業
- 1997年 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了
- 2002年~2004年 スタンフォード大学心理学部客員研究員
- 2005年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学
- 2009年 早稲田大学理工学術院専任講師
- 2012年 同准教授
- 2019年 同教授
- 博士(社会心理学)(東京大学)
研究・教育
専門は社会心理学で、人々の行動の文化差や日本人の行動の特徴などに関心がある。これまで、(1)組織の不祥事に対する一般の人々の反応が文化によってどのように異なるか、(2)集団と個人の関係に関する認知が文化によってどのように異なるか、(3)日本文化に特徴的と言われる『甘え』はどのようなパーソナリティーと関係しているかなどを実験や調査を用いて調べてきた。現在とくに取り組んでいる研究は、組織の活動結果に対する一般の人々の責任判断過程である。一般の人々が組織の責任をどのように判断するかについてはまだあまり分かっておらず、今後、基礎的なデータを積み上げていきたいと考えている。